ほとんどの人が時期を逃しがちなメンテナンス項目、それがブレーキフルードの交換です。ほとんどのメーカーは走行距離に関わらず2~3年ごとの交換を推奨していますが、クイック整備のメニューにはあまり載っておらず、多くのオーナーが一度も交換したことがないのが現状です。
なぜブレーキフルードは劣化するのか
ブレーキフルードは吸湿性があり、ゴムホースやシールにある微細な穴から空気中の水分を吸収します。新品のDOT 4フルードの乾燥沸点は約446F(230C)です。2年間水分を吸収すると、その沸点は約311F(155C)まで低下することがあります。これはDOT 4の湿潤沸点の下限値です。急ブレーキをかけると深刻な熱が発生し、フルードが沸騰すると、ライン内に蒸気泡が発生します。蒸気は圧縮されますが、油圧フルードは圧縮されません。これが、ペダルが床まで沈んでしまう原因です。
チェック方法
- ブレーキフルードテストストリップは数ドルで購入でき、水分含有量を測定します。リザーバーに浸すだけで使えます。
- 色による確認: 新品のフルードは透明から薄い琥珀色です。濃い茶色や黒色のフルードは交換時期を過ぎています。
- ペダルがフワフワしたり、以前よりも踏みしろが大きくなったりする場合は、汚染されたフルードが原因である可能性が高いです。
なぜそれが重要なのか
制動性能の低下という安全上の問題だけでなく、ブレーキフルード内の水分は、キャリパー内部やマスターシリンダーの部品を内側から腐食させます。今100ドルのフルード交換を行うことで、後で600ドルのキャリパーオーバーホールを防ぐことができます。
すぐにできること
ブレーキフルードのリザーバーをチェックしましょう。キャップを開けて色を確認してください。もし濃い茶色になっているか、最後に交換した時期を覚えていない場合は、交換リストに追加しましょう。これは20ドルのワンパーソンブリーダーキットがあれば、DIYでできる素晴らしい作業です。